助動詞の慣用表現②

大学入試

前回は助動詞の慣用表現①と題して、4つの表現をご紹介していきましたが記事が長くなってしまいましたので2つに分けました。申し訳ありませんでした(前回の記事はこちらをクリックしてください)

今回は残りの4つの助動詞の慣用表現です。前回の続きなの may[might] as well V(1) as V(2) からの流れとなっております。

「(どちらかといえば)Vしたほうがよいだろう」

「(どちらかといえば)Vしたほうがよいだろう」を表す際には同じく助動詞 may [might] を使って

may [might] as well V と表します。ではなぜ「(どちらかといえば)Vしたほうがよいだろう」という意味になるのか、ですね。ここを説明するには、「(どちらかといえば)」が重要です。may [might] as well V のどこに「(どちらかといえば)」があるのかということなのですが、これは〈他にも選択肢があるがその選択肢を述べるのは省略した〉という感じです。例で挙げれば「(戻るより)進んだ方がよいだろう」ということです。もうひとつは〈他にできる選択肢はあるにはあるけど、別にしたいと思う選択肢が他にない〉という時に使えます。そのような際はわざわざその選択肢について言及することがないということは、私たちが日本語でそのように言う時も同じですよね。may [might] as well V は比較対象が書かれることがないため、別にしたいと思う選択肢が他にないときにも使えますね。

例文 It’s not very important. We might as well forget about it.「それは大して重要なことではないから、それに関しては忘れた方がいいだろう」

上の例文で言えば、引き続きそのことについて意見を出し合うこともできるが、忘れて次の話題にとりかかったほうがいいだろう、という感じです。

「V(2)するくらいならV(1)したい」

「V(2)するくらいならV(1)したい」と表現する際には、助動詞 would を使って

would rather V(1) than V(2) と表現します。

使う場面は、明確な選択肢が与えられている場合です。例えば、友達と会うあなたが買い物したいか、映画がいいか問われたとします。映画が見たいあなたは

I would rather watch movies than go shopping.「買い物に行くより映画に行きたい。」とすることができます。

参考までに I like watching movies more than going shopping. との違いは自分の好きなことに言及しているだけで、どうしたいかを答えられていません。つまり would rather は「選択肢がある中で自分がどうしたいかをはっきり伝える」ことができるものです 

「(どちらかと言えば)Vしたい」

「(どちらかと言えば)Vしたい」と表現する際には、助動詞 would を使って

would rather V と表現します。

前回の may[might] as well Vと同様に、「(どちらかと言えば)」が重要で〈他にも選択肢があるがその選択肢を述べるのは省略した〉という感じです。

例えば、家族で話しているときに一緒に買い物に行く話が出たとします。ところがあなたは外出するという選択肢もあるが今日はゆっくり家で過ごしたいなという時、I would rather stay home today.「今日は家にいたいな」とすることができます。この時は「外出するより」という表現を省略しています。

否定形は

would rather not V となります。not の位置は動詞の原形の前となります。「(どちらかと言えば)Vしたくない」となります。これにはやんわり断るというニュアンスがあります。

例文 Since I’m very tired, I would rather not go shopping.「とても疲れているから、できれば買い物に行きたくない。」

「Vしさえすればいい」

「Vしさえすればいい」と表現する際には、助動詞 have to を用いて

S have only to V と表すことができます

例文 You have only to watch what I do.「あなたは私のすることをみているだけでよい」

例文 You have only to stand in front of this door to open it.「このドアを開けるにはその前にたちさえすればよい」

ではここで皆さんにお考えいただきたいのですが、「Vしさえすればいい」という表現、何かに言い換えることができると思いませんか?

そうです、All you have to do is (to) V という表現にも言い換えることができますね。言い換え問題は大学入試でもよく出題されやすい部分です!

例文 (Whatever results may follow,) you have only to do your best. = all you have to do is do your best.「(どのような結果になろうと、)君は全力をつくしさえすればよい」

どちらにも書き換えることができるように have only to Vはぜひ覚えておいてください!

いかがでしたか。2日間にわたって助動詞の慣用表現を紹介してまいりましたが結構難しかったものが多かったのではないでしょうか?私も執筆しながら、「今自分なりにまとめているから思い出しているけど、急に問題を解けと言われていたら解くことができていなかったかも。。」と思う次第です。でもそんなものです。皆さんの記憶を目覚めさせる投稿になっていたら幸いです

ヒビノエイゴは皆さんの大学入試対策となるため、よく狙われる箇所を選んで皆さんにお届けし、できるだけ関連のものをまとめて紹介できるようにしています。特に大学入試を控えた皆さんは心身ともに大変かと思いますが、少し休憩にスマートフォンを触る感覚でヒビノエイゴをチェックしてもらいたいと思います

本日もお疲れ様です(^_^)/~

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