今回は倒置による仮定法を説明していきます。そもそも〈倒置〉って何なのかすらよく分かりにくいものだと思いませんか?「倒置すらよくわからないのに分かりにくい仮定法と組み合わせられるなんて辛すぎる!」という方、いらっしゃるのではないでしょうか。少なからず私がこれを習ったときはこのように思いました。倒置が何かすらよくわかっていなかったんです。今はこのような記事を執筆してるにもかかわらずですね、国語系は苦手でした(笑)
この記事をご覧の方は倒置そのものの説明はそこまで求めてはいないと思いますのでざっくりと説明すると〈倒置〉とは、例えば文中の〈主語+動詞〉の基本的な並びが何かしらの意図、意味を付帯させるために〈動詞+主語〉のように入れ替わったり、本来文頭に来ないものが文頭に置かれるようなことを言います。様々なパターンがありますが、イメージをつかみやすくするべく一例を挙げるとすれば Here comes the bus.「バスが来ました」は「来る」のは「バス」であるのに、”comes” が “the bus” の前に来ていますよね。これには通常の並びにくらべて日本語で言う「ほら、」のようにただ教えるだけよりもさらに相手の注意を引く目的が付帯されます。
そのようなことが仮定形にも存在するということです。倒置により仮定法を表す際のポイントは3つあります一つ目は if を使用せずに if 節を表現できるということです。そして二つ目はその if を省略した if 節を疑問文の語順にした形にすると if が使用されていなくても意味は同じく「もし〇〇であれば」となります。さらに三つ目、これらのポイントで倒置形の仮定法にできるのは、were, should, had が文頭に出る場合だけですので覚えておいてください。
そしてその if のない if 節の作り方なのですが、ルールは
- if を省略する
- 仮定法過去であれば were を文頭におく
- 仮定法過去完了であれば主語と had を入れ替え had を文頭におく
- should の仮定法であれば主語と should を入れ替え should を文頭におく
- were to の仮定法であれば主語と were を入れ替え wereを文頭におく
となります。if を省略というのは既出ですからそれ以外それぞれ例文を提示していきます
仮定法過去
例文 If I were you, で考えると
If I were you, = Were I you, となります
仮定法過去完了
例文 If I had known about him, で考えると
If I had known about him, = Had I known about him, となります
should の仮定法
例文 If she should come, で考えると
If she should come, = Should she come, となります
were to の仮定法で
例文 If the moon were to disappear, で考えると
If the moon were to disappear, = Were the moon to disappear, となります
いかがでしたか、今回は倒置による仮定法に触れました。if を省略できるということ、疑問形の語順にすること、倒置して主語の前にだせるのは were, had, should ということ、この流れを理解していただけましたでしょうか。あとは書いたり、例文を整理しながら口に出して理解度を積み重ねていけば試験でのこの部分がでても対応できるようになると思います。
本日もお疲れ様です(^_^)/~


