こんばんは、今日もご覧いただきありがとうございます。今回からはしばらく「不定詞」について書いていこうと思います。
まず、不定詞は基本、〈to + 動詞の原形〉のかたちをとります。不定詞の to は前置詞 to 「〇〇の方へ」が根っこの部分となりますので、〈to + V〉には「Vするほうへ向かう」といった未来を表す意味があり、これからすること(まだおこなわれていない)を表すことが多いです。
そしてその不定詞には皆さんが一度は聞いたであろう、名詞的用法、形容詞的用法、副詞的用法があります。
説明するにはかなりの量となりますので不定詞も数回に分けて説明していきたいと思います。今回は不定詞の名詞的用法についてです。
不定詞の名詞的用法とは?
まず不定詞の名詞的用法とは、「〇〇すること」という意味となり、そしてそれは文の主語、補語、動詞の目的語となる意味のまとまり(名詞句)をつくります。
大まかな定義なのですが、これらを今回は紐解いていきます。」
補語としての不定詞
まずはこちらが名詞的用法の中で説明するには最もシンプルなものとなります。
不定詞部分をSVC におけるC [ 補語 ] とする用法です。
Your priority is [ to save your children ].「あなたの優先事項はあなたの子供たちを守ることです。」
上の文では your priority = to save your children となっています。このように主語 = [ ]内の不定詞 とする用法です。
文の主語(形式主語)
次に上記の定義の「文の主語」とした部分なのですが、第一に英語は主語が長くなることを嫌います。
例えば、
「毎朝朝早く起きて朝食を食べること」は『難しい』
という文でも日本語であればこのまま述べることができますが、英語は「 」内が長くなることを嫌うため、代わりに主語の位置に it を置くことが多く、長くなった「 」内部分は後ろに移動させます。このときの it を形式主語といい、これによりできる文を形式主語構文といいます。
It’s difficult [ to wake up early and have breakfast every morning ].
[ ]内のことが本当の意味での主語です。「 」内のことを主語の位置に置きたいが、長い。後ろに移動させたいが主語をどうしよう。
よし、では主語を省略することはできないから形式的に it (形式主語)で代用しておけば良いじゃん!
という流れで説明できます。
動詞の目的語(形式目的語)
3つ目は動詞の目的語が不定詞となる使い方です。説明するとSVOC の文、例えば
He makes me happy.「彼は私を幸せにしてくれる。」では目的語O me = 補語C happy となりますね。
この目的語部分が不定詞の形を取る時があります。その際必ず、目的語を代わりの it にし、不定詞を後ろに移動させます。この時の目的語となる代わりの it を形式目的語 といい、これによりできる SVOC 型の文を形式目的語構文といいます
I think it easy to talk to her.「私は彼女は話しかけやすいと思う。」
上の文では(形式)目的語 it = 補語 easy となっており、本当の目的語部分が不定詞部分 to talk to her となっていると説明できます。
このように形式目的語構文の形を説明できましたが、実はこの形式目的語構文でよく使う動詞があり、下の通りです
形式目的語構文でよく使う動詞
- find it ○○ to V「Vするのが○○だとわかる」
- think [consider] it ○○ to V「Vするのが○○だと思う」
- believe it ○○ to V「Vするのが○○だと信じる」
- make it ○○ to V「Vすることを○○にする」
これらはよく形式目的語構文でよく使う、よく出るものなので覚えておいてください。
いかがでしたか?今まで名詞的用法も形式主語なども何度も触れてきたけど結局よく分からなかったなという方も、今回で形式主語、形式目的語、「〇〇すること」の補語が不定詞の名詞的用法をマスターしていただければと思います。不定詞はこれからしばらく取り上げていきますので気長に少しずつ勉強していきましょう
本日もお疲れ様です(^_^)/~


