be to 構文の5つの用法【不定詞⑥】

大学入試

不定詞の項目も六回目となりました。編集していてやはり不定詞の項目は多岐にわたると改めて感じます。しかしそれほど不定詞は試験でも出題しやすいということですね!

今回は用法の多い be to 構文 の用法についてまとめて紹介したいと思います。

be to 構文の用法5つ

まず考えるべきことはここでの to をどのように捉えるかです。ここを抑えておくことで以下の説明の理解がしやすくなります。to とは端的に言えば方向を表す際に用いるものです。つまり、be to 構文は対象が to と結びつく不定詞の動詞へと向かうイメージです。その向かう状態が以下に紹介する5つの用法となるのです。

予定

1つ目に紹介するのは、「予定」の意味です。上の説明から考えると「~することになっている」から「~する予定だ」という意味を導き出しましょう。

例文 She is to quit her job.「彼女は仕事を辞めることになっている。」

運命

2つ目は「運命」を表す用法です。「そのようになる」ということは決して起こらない、というイメージで be never to とすることが多く、つまり be never to の際は運命の用法であることが非常に多いです。

例文 They were never to get together.「彼らは決して結ばれない運命だった。」

義務

3つ目に紹介するのは「義務」の意味です。そのため訳は「~しなければならない」です。対象がそうするべき、そうであるべきと考えます。should や have to と似た意味です。be to 構文では、主観的にというより客観的な判断により「~しなければならない」という意味になります。

例文 You are to thank him.「あなたは彼に感謝すべきだ。」

可能

四つ目は「可能」であり、「SがVをする」という状態から、少し飛びますが可能性を感じ取る表現です。しかしこの「可能」の be to 構文は否定文で用いられることが多いので可能の意味で試験で出題される場合も否定文で出題されるかと思います。

例文 No one was to dance there.「誰もその場で踊ることができなかった。」

The police searched for him, but he was not to be found anywhere.「警察は彼を探したが、彼はどこにも見つからなかった。」

意志

5つ目は「意志」です。「~するつもりである」となりますが、「意志」の be to 構文は if 節の中で用いられることが多く、後ろには「~するべきだ」のような意味が続くことが多いです。

If you are to pass the exam, you have to stop playing videogames.「試験に合格したいなら、ゲームをするのをやめなさい。」

いかがでしたか、ちなみに教育現場でもよく使う覚え方は義務・予定・運命・可能・意図の用法のそれぞれの頭文字をとって業界〈 ギ ヨ ウ カ イ 〉という覚え方もあります。

never を使う場合が多い「運命」であったり、否定形で用いることが多い「可能」、if 節で用いる「意志」、これらのような用法の際には特に意味を塾講する必要はないかと思いますので素早く判断して次の問題に取り掛かることができるかと思います。

しかしもちろん見た目に特徴のない be to 構文も出題されることがありますのでその際はしっかりと文脈を見て意味を判断することが大切です。その際は先述した be to 構文は対象が to と結びつく不定詞の動詞へと向かうイメージ、ということを思い出してください。

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