前回は動名詞が表す「時」について解説しました。今回は動名詞の否定形について解説していきます。
動名詞の否定形は、not V-ing「~しない」、never V-ing「決して~しない」 として、not や never といった否定を表す語を動名詞の直前に置きます。
早速ですが例文を見ていきましょう。
例文
He blames me for not eating vegetables.「彼は私が野菜を食べないことを責める。」
上のように「食べない」を表すのは not eating とし、文中の動名詞 eating の直前に否定を表す語である not をおきます。
never V-ing を使う場合も同様です。
例文
He blames me for never eating vegitables.「彼は私が決して野菜を食べないことを責める。」
となります。
完了形にして文が示す動詞の一つ前の時制を表す際も同様です。
例文
I apologize for not having written you for a long time.「あなたに長い間手紙を書かなかったことを謝ります。
write +〈人〉で「〈人〉に手紙を書く」という意味です。「手紙を書かなかった」のは「謝ります」の時点(現在)よりも前のことなので、完了形を使用します。例文のように完了形 having written の直前に否定を表す語である not を置き、not having written とします。このように完了形となる場合でも動名詞ですので、動名詞 having の直前に否定を表す語を置きます。
通常の完了形を否定形にする場合は、I have not written としますから、having not written というようにしたくなるお気持ちは分かりますが、このようになるのはまた分詞構文などの場合です。動名詞として扱う場合はくどいようですがあくまでルールは、否定を表す語を置くのは動名詞の直前です。
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意味上の主語の回と関連しますが、まず例文を見てください
例文
He insists on my not telling her the truth.「彼は私が彼女には真実を伝えないべきだと言い張る。」
insist on 〇〇 で「〇〇を主張する」です。後ろに my not telling her the truth「私が彼女には真実を伝えないこと」という動名詞句がつづきます。この動名詞句の意味上の主語は my から「私」です。このような場合でも否定を表す語を置くのは動名詞の直前ですので、この場合 not my telling her the truth とするのは間違いです。意味上の主語のために所有格や目的格が動名詞の前に来る場合でも動名詞の直前に来るのは否定を表す語となります。
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いかがでしたか?今回動名詞の否定形の作り方について解説しましたが、not や never といった否定を表す語を置く位置には要注意です。そのためくどいですが何度も動名詞の直前という表現を多用しました。私も入試ではありませんでしたがうろ覚えのために間違えた経験があります。
否定を表す語を置く位置は動名詞の直前!ぜひ覚えていかれてください
本日もお疲れ様です(^_^)/~


