前回、前々回で to + 動名詞および in + 動名詞の慣用表現を紹介してきましたが、今回はそれ以外の紛らわしい動名詞の慣用表現を紹介していきます
There is no V-ing
最初に紹介するのは、There is no V-ing「〇〇することはできない」です。早速例文で確認していきましょう
例文
There is no telling when World War Ⅲ begin.「いつ第三次世界大戦がはじまるかわからない。」
There is no expecting what he will start.「彼は何を始めるか予想できない。」
There is no living in such a jungle without any tool.「このようなジャングルに何の道具もなしには生きられない。」
There is no going back.「引き返すことはできない。」
There is no knowing what he is dreaming of.「彼がどんな夢を見ているのかはわからない。」
このような感じです。「〇〇することはできない」という文なので You cannot / We cannot V や It is impossible to V などの書き換え問題に注意です。
It is no use[ good ] V-ing
続いて、It is no use[ good ] V-ing「〇〇しても無駄だ。」です。
こちらは It is no use crying over spilt milk. 「牛乳をこぼしたことを嘆いても意味がない。」という英語のことわざがありますが、日本語でいう「覆水盆に返らず。」「後悔先に立たず」です。授業や試験で見て覚えているという方もいるのではないでしょうか。では例文を見ていきましょう。
例文
It is no use trying to catch the cat.「その猫を捕まえようとしても無駄です。」
It is no use drinking water too much.「水をたくさん飲みすぎても意味がありません。」
It is no use going after him.「彼を追いかけても無駄です。」
It is no use giving him such a old textbook.「そのような古い教科書を彼にあげたって無駄です。」
こちらは no use 部分を useless や pointless などとすることも可能です。
There is no use[ point/sense ] ( in ) V-ing
次に There is no use ( in ) V-ing「〇〇しても無駄だ。」となります。あれ?と思われた方もいるかと思いますが実はこれで、It is no use V-ing と全く同じ意味になります。
ただひとつ、抑えておくべき点は It is no use は動名詞をそのままつなげることが通例です。同じように There is no use も動名詞を普通はそのままつなげるのですが、こちらは実は in が省略されています。in が省略されるのが普通ですが、前回紹介した in + 動名詞と同様に There is no use ( in ) V-ing 、と in が省略されていることを覚えておかなければ in 部分の空欄補充問題が出題された時に解答できません。そのため今述べたことはしっかり頭に入れておいてください。
例文
There is no use ( in ) spending your life in such a boring work place.「そんな退屈な仕事場で人生を過ごしていても無駄です。」
There is no use ( in ) just attending a class.「ただ授業に参加していても無駄です。」
There is no use ( in ) looking at him.「彼を見ていてもしかたがない。」
There is no use ( in ) crying.「泣いてもしかたがない。」
There is no use ( in ) pretending to be a good man.「いい人のふりをしても意味がない。」
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いかがでしたか、今回は There is no V-ing と There is no use ( in ) V-ing、It is no use V-ing と There is no use ( in ) V-ing の紛らわしいものに着目してまとめてみました。次回はさらにその他の動名詞の慣用表現を紹介したいと思いますので楽しみにしていてください
本日もお疲れ様です(^_^)/~


