前回少し触れましたが、動詞の目的語に動名詞のみが置かれる場合がありますが、それをどのようにして見分けるか、皆さんは分かりますか。
今回は動詞の目的語に動名詞を置けばいいのか、不定詞を置けばいいのか、区別する基準を説明していこうと思います。こちらの記事を読んでもらえれば、現在紹介している動名詞のみを動詞の目的語とするものを覚えるのが比較的楽になります
to 不定詞が来る場合
ヒビノエイゴでは、主に不定詞の回でこれまで何度か説明していますが to 不定詞は前置詞 to の「〇〇へ向かう」というものが元にあるため、to 動詞 で「(動詞)へ向かう」⇒「これから(動詞)する」という未来を意味する要素があります。
そのため want「〇〇したい」や promise「〇〇することを約束する」、decide「〇〇することを決める」など、これからしようとしている行為、いわば未来のことを意味する動詞には to 不定詞が続くものが多くあります。
動名詞が来る場合
では、ここである疑問が浮上します。それは主に前回までに紹介した動名詞のみを目的語にとる動詞の中にはどのように考えても未来のことを意味するものがあるのではないか、という疑問です。
前回までに紹介した多くの動詞に該当するかもしれませんが、quit「〇〇をやめる」もそうですが、put off, postpone「〇〇を延期する」などは特に未来のことではないか!、なぜなら「〇〇することを延期する」と言っているではないか!と疑問に思う方が正しいです。
ここからがもう一つの区別するポイントとなります。前回までに紹介した動名詞のみを目的語とする動詞、よければもう一度思い出してほしいのですが、
- stop「〇〇することをやめる」
- mind「〇〇することを気にする」
- avoid「〇〇することを避ける」
- finish「〇〇することを終える」
- give up「〇〇することをやめる」
- escape「〇〇することを逃れる」
- miss「〇〇しそこなう」
- put off, postpone「〇〇することを延期する」
- quit「〇〇することをやめる」
- deny「〇〇したのを否定する」
以上がこれまで紹介した動名詞のみを目的語にする動詞です。これらは全て「やめる」「気にする(いやがる)」「逃れる」「しそこなう」「否定する」といったいわばマイナスを表しています。つまり否定的な意味の動詞なのです。このように、これからの行為を否定する意味の動詞には動名詞が目的語となる場合が多いのです。
また、これよりの区別するポイントに該当する動詞は次回紹介しますが、その動詞よりも行為が過去を表す、またはその動詞と行為の時点が同時であるものには動名詞を目的語とする場合が多いです。そのひとつに皆さんがご存じであろう enjoy 動名詞 があります。こちらはたとえば enjoy cooking とすれば「楽しむ」と cooking「料理する」の行為は同時になっていることが分かります
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いかがでしたか?今回紹介した、動詞のあとに動名詞が来るべきか、to 不定詞 が来るべきか今まで頭を悩ませていた方もポイントがつかめたのではないでしょうか。もちろん英語は例外もありますのでこの区別の方法で全ての動詞の目的語となる動名詞・to 不定詞を区別できるとは言えませんが、多くはこのように考えていただければ問題ありません。前回少し触れる機会がありましたので動名詞のみが目的語となる否定的な意味の動詞を紹介したタイミングで解説しました。参考になればうれしいです
本日もお疲れ様です(^_^)/~


