前回、不定詞のみを目的語とする動詞について紹介してきました。今回はその続きおよび前回最後に紹介した不定詞のみを目的語とする動詞を判断する基準に該当しない、例外を紹介します
早速見ていきたいと思います。既に知っているものがある場合は、知らないものへリストから飛んでください。
refuse
refuse to 動詞の原形 で「〇〇することを拒む」となります。目的語に動名詞をとるか不定詞をとるかの区別で紹介しましたが、これからの行為を否定するような動詞には動名詞を目的語にとる場合が多いとしました。 refuse は「拒む」という意味からこれからの行為を否定するような動詞と言えますが、こちらは例外で不定詞を目的語にとります
例文
I refuse to sign on this document.「この書類への署名を拒否します。」
You are refused to access to this page.「このページへアクセスすることは拒否されています。」
He refuses to be underestimated.「彼は過小評価されることを拒みます。」
We refuse to let them in.「私たちは彼らを中に入れることを拒否します。」
fail
fail to 動詞の原形 で「〇〇することをしない」「〇〇することをできない」という意味です。fail と聞けば「失敗する」というイメージが先に立つ方が多いと思いますが、その人の能力不足ということを表すだけでなく、ただ単にしなかったという場合に対しても用いることができます。こちらも refuse と同じく否定的な意味ですが、目的語には不定詞をとります。
例文
I failed to wake up this morning.「私は今朝起きられなかった。」
You will fail to wake up tomorrow morning.「あなたは明日朝起きることができないでしょう。」
She failed to pronounce well in English.「彼女は上手に英語で発音できなかった。」
He failed to study before the exam.「彼は試験前に勉強することをなまけた。」
We failed to prepare a few things for the match.「私たちは試合に向けていくつか備えることができなかった。」
learn
learn to 動詞の原形 で「〇〇できるようになる」という意味です。learn というと「学ぶ」ですが、「〇〇することを学んだ」結果、「〇〇することができるようになる」というニュアンスです
例文
I learned to think globally.「私はグローバルに考えることができるようになった。」
Did you learn to throw a fastball.「あなたは速い球を投げられるようになりましたか。」
She learned to cook for his boyfriend.「彼女はボーイフレンドのために料理できるようになった。
My father learned to use the internet.「私の父はインターネットを使えるようになった。」
They learned to cooperate with each other.「彼らはお互いに協力し合えるようになった。」
pretend
pretend to 動詞の原形 で「〇〇するふりをする」という意味です。もとに意味のように「〇〇するふりをする」もあれば、「あたかも(あつかましくも)〇〇であるかのようにする」のような意味もあります
例文
I don’t pretend to be your senpai.「私はあなたの先輩とでも言うつもりはない(が)。」
You pretended to be an innocent.「あなたは無実のふりをした。」
He is pretending to be busy.「彼は忙しいふりをしている。」
She pretends to be hardworking in front of her boss.「彼女は上司の前では一生懸命なふりをする。」
They often pretend to behave like they are smart.「彼らはしばしば頭が良いようにふるまう。」
can afford
can afford to 動詞の原形 で「〇〇する余裕がある」という意味です。「余裕がある」というと時間的に、金銭的に行う余裕があるという意味ですが、多くは「〇〇する余裕がない」という意味で否定形で用いられることが多いです。また、「〇〇するわけにはいかない」という意味でも使うことができます
例文
I can’t afford to read newspaper every morning.「私は毎朝新聞を読む余裕がない。」
You cannot afford to stop.「あなたは立ち止まるわけにはいかない。」
He cannot afford to leave his parents’ house.「彼は両親の家を出る余裕がない。」
She can’t afford to go to university.「彼女は大学に通う余裕がない。」
We cannot afford to have time to talk to their parents in morning.「私たちは午前中は彼らの親と話す暇を設ける余裕がない。」
manage
manage to 動詞の原形 で「どうにか〇〇する」「どうにか〇〇できる」という意味です。訳だけでは中々伝わりにくいかと思いますが要は「大変な状況でなしとげる、できるようになる」というニュアンスです
例文
I managed to finish every homework this morning.「私は今朝なんとかして宿題をすべて終わらせました。」
You manage to come to class every day.「あなたは毎日やっとこさ授業へ来ますね。」
My father managed to repair his car.「私の父はなんとかして車を修理した。」
She managed to bake a cake for her daughter’s birthday.「彼女は娘のためになんとかしてケーキを焼いた。」
They managed to buy PlayStation 5.「彼らはなんとかしてプレイステーション5を買った。」
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いかがでしたか、今回は今までに紹介した判断基準に該当しないものですが、否定的な意味で不定詞のみを目的語とする動詞でよく出るものは refuse と fail くらいですね。そのほか4つ〈 learn, pretend, can afford, manage 〉は「〇〇する」のに〈手間・負担〉がかかるものと言えますので合わせて理解しておくと良いでしょう
本日もお疲れ様です(^_^)/~


