try に続くのは動名詞?不定詞?

大学入試

ここ最近、動詞の目的語に動名詞をとるか不定詞をとるかで意味が変わる動詞について紹介しています。

今回取り上げるのは try です。動詞 try も目的語に動名詞をとるか不定詞をとるかで意味が異なります。動詞 try というと「試す」「やってみる」という意味がありますが、ひとことに「〇〇を試す」といってもその場次第でニュアンスが異なるように、動詞 try も目的語に動名詞をとるか不定詞をとるかでニュアンスが異なります。

ではどのように異なるのか、「〇〇を試す」のニュアンスの差も含めて下記に説明していきます。

try + 動名詞

try + 動名詞 で「試しに〇〇してみる」という意味になります。この時の try ではかかる目的語である、動名詞が指す内容を実際に行うことを示します。

例文

①I tried sitting on the chair.「試しにその椅子に座ってみました。」

②You tried reading the philosophy book before.「あなたは以前試しにその哲学本を読んでみた。」

③She tried talking to him in the class.「彼女は授業中試しに彼に話しかけてみました。」

④He tried operating the computer for the presentation.「彼はプレゼンに向けて試しにそのパソコンを操作してみました。」

⑤They tried meeting each other at the station.「彼らは試しに駅でお互いに会ってみました。」

try + to 不定詞

try + to 不定詞 で「〇〇しようとする」という意味になります。この時の try ではかかる目的語である、to 不定詞が指す内容を実際にできるとは限らないことを表します。以下の例文でつかんでいきましょう。

①I tried to catch up with her this morning.「私は今朝彼女に追いつこうとしました。」

②You will try to bake bread with this oven every Sunday.「このオーブンであなたは毎週日曜パンを焼こうとするでしょう。」

③He is trying to get a good grade on this test.「彼はこのテストでいい点数を取ろうとしています。」

④She tried to go to see her grandmother before going to school.「彼女は学校へ向かう前に祖母に会いに行こうとしました。」

⑤We tried to dispose of these old locker in this room.「私たちはこの部屋のこれらの古いロッカーを処分しようとしました。」

いかがでしたか?上記の例文から分かるように、動詞 try は動名詞が目的語として続く場合、実際に動名詞部分の内容に取り組んでいることが分かります。動名詞の例文①を見ていただくと「(実際に)試しに座ってみた」とあるように「座ろうとした」わけではありません。

一方、to 不定詞が目的語に続く場合、実際に to 不定詞の内容をできているのかは明確ではありません。to 不定詞の例文①を見ていただくと、「今朝追いつこうとした」というのも実際に追いつくことができたのかはこの時点では判断不可能であると言えます。

これらが「〇〇を試す」のニュアンスの差です。「実際にやってみている」なのか「実際にできるかわからないがやってみる」、どちらも根本にあるのは「〇〇を試すです。動詞 try を用いる際には参考にしてください

本日もお疲れ様です(^_^)/~

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