ここ最近、動詞の目的語に動名詞をとるか不定詞をとるかで意味が変わる動詞について紹介しています。
今回取り上げるのは動詞 mean についてです。試験にもよく出題されます。「〇〇を意味する」という意味で間違いないのですが、ひとことに「〇〇を意味する」と言ってもその場次第でニュアンスが異なります。ではどのようなニュアンスの差異があり、それはどのような時なのかを押さえておきましょう。
先にお伝えしておくと、どのような時なのかというと、目的語に動名詞を取る場合か不定詞を取る場合でニュアンスが異なります。
mean + 動名詞
mean + 動名詞 で「〇〇することを意味する」「〇〇することになる」「〇〇を引き起こす」という意味になります。例文を見ていきましょう
例文
①To wake up early means spending a day better.「早起きすることは一日をより良く過ごせることを意味します。」
②Smoking means making your life shorter.「喫煙はあなたの寿命を縮めることを引き起こします。」
③Taking off our masks means seeing each other’s real faces.「マスクを外すことは、お互いの本当の顔を見ることになります。」
④Shutting down your pc right now means ruining the work you’ve been on it until now.「今すぐパソコンをシャットダウンすると今まであなたが取り組んでいた作業を台無しにすることになります。」
⑤Your fingers’ being bitten by this turtle means losing them.「この亀に指を噛まれることは指を失うことを意味します。」
⑥His speech will mean impressing people all over the world.「彼のスピーチは世界中の人々の感動を引き起こすだろう。」
「〇〇することになる」と「〇〇することを意味する」は、mean によってつながる主語と目的語はイコールの関係が成り立ちます。
一方で「〇〇を引き起こす」となる場合は、例①で見ると smoking(原因)と making your life shorter(結果)のように原因と結果の関係が mean によって明らかにされています。
この解釈の差を理解しておけば「〇〇することになる」と「〇〇を引き起こす」の訳を使い分けるのに役に立ちます。
mean + to 不定詞
mean + to 不定詞 で「〔これから〕〇〇するつもりだ」という意味になります。「〔これから〕〇〇することを意味する」という直訳から「〔これから〕〇〇する意図がある」という意味が大本にあります。
例文
①I didn’t mean to hurt you.「あなたを傷つけるつもりはなかった。」
②Do you mean to be a comedian?「お笑い芸人になるつもりですか。」
③She meant to apologize to you.「彼女はあなたに謝るつもりでした。」
④The letter was meant to be torn by you.「その手紙はあなたに破られることを意図されていました。」
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ちなみに、例文①のmean to 不定詞の文に意味上の主語を置いてみます。すると
I didn’t mean for him to hurt you.「私は彼にあなたを傷つけてほしくはなかった。」
のように、mean for 人 to 不定詞「人が〇〇するのを意図する」⇒「人に〇〇してほしい」と表現することができます。またこのときの for は省略できます
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いかがでしたか?今回は動詞 mean の目的語が動名詞をとる場合と不定詞をとる場合のニュアンスの差について解説しましたがやはりこれらのニュアンスの差を理解していないと解釈がむずかしくなりそうですね!ためしにそれぞれの場合で皆さんもルールに従って例文を作ってみてもらえると理解が深まるかと思います
本日もお疲れ様です(^_^)/~


