前回は名詞を修飾する分詞の使い方を説明しました。
今回は、SVC、SVOCのC(補語)にくる分詞の使い方を説明します
SVC
まず、SVC 文型とは
He is smart.「彼は頭がいい」 を例文に見ると
S(主語)は He、V(動詞)は is、C(補語)は smartとなりますね。
この文では He = smart「彼=頭がいい」 という主語を補語が説明する関係ができており、言い換えれば SVC 文型は S = C が成り立つ文型です。補語になることのできる品詞は名詞と形容詞です
ここからその補語が分詞となる場合です
分詞①で解説したように、分詞とは名詞を修飾したり動作や状態を表すいわば形容詞的な役割をすると説明しました。つまり、現在分詞や過去分詞も補語として用いることができます
SVC 文型のC(補語)に分詞がくる場合、S(主語)とC(補語)の関係が能動関係であれば現在分詞、受動関係であれば過去分詞を用います
例文
He came in breathing heavily.「彼は息を切らしながら入ってきた。」
この例文では He = breathing heavily「彼=息を切らしている」という能動関係が成り立ちます
She stood looking up the sky.「彼女は空を見上げながら立っていた。」
この例文では She = looking up the sky「彼女=空を見上げている」という能動関係が成り立ちます
This bottle remained sealed.「このビンはふたがされたままだった。」
この例文では This bottle = sealed「このビン=ふたがされている」という受動関係が成り立ちます
He sat surrounded by a lot of cats.「彼はたくさんのネコに囲まれて座っていた。」
この例文では He = surrounded by a lot of cats「彼=たくさんのネコにかこまれている」という受動関係が成り立ちます
SVOC
まず、SVOC とは
I call my dog Joe.「私は私の犬をジョーと呼ぶ」 を例文でみると
S(主語)は I、V(動詞)は call、O(目的語)は my dog、C(補語)は Joe となりますね。
この文では my dog = Joe という目的語を補語が説明する関係ができており、言い換えれば SVOC 文型は O = C が成り立つ文型です。先述しましたが、補語になることのできる品詞は名詞と形容詞です
ここからその補語が分詞となる場合です
分詞①および先述した分で解説したように、分詞とは名詞を修飾したり動作や状態を表すいわば形容詞的な役割をすると説明しました。つまり、こちらも現在分詞や過去分詞も補語として用いることができます
SVOC 文型のC(補語)に分詞がくる場合、O(目的語)とC(補語)の関係が能動関係であれば現在分詞、受動関係であれば過去分詞を用います
例文
I heard someone talking inside.「誰かが中で話しているのが聞こえた。」
この例文では、someone = talking inside「誰か=中で話している」という能動関係が成り立ちます
I’m sorry to have kept you waiting.「お待たせしてすみませんでした。」
この例文では、you = waiting 「あなた=待っている」という能動関係が成り立ちます。keep 人 waiting「〈人〉を待たせる」という表現はよく出ますので覚えておきましょう
I heard my name called.「私の名前が呼ばれたのが聞こえた。」
この例文では、my name = called「私の名前=呼ばれた」という受動関係が成り立ちます
I kept my cat stayed in my room while I had a visitor.「お客がいる間、ネコを私の部屋に居させました。」
この例文では、my cat = stayed in my room while I had a visitor「私のネコ=お客がいる間私の部屋に居させた」という受動関係が成り立ちます
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いかがでしたか?SVC 文型も SVOC 文型においても表現したい内容によって、分詞は現在分詞か過去分詞、適切なものを用いる必要がありますので使いこなすまでが大変ですが、ひとつ、「〇〇しながら」や「〇〇されたまま」など成り立つ関係性が能動的なのか受動的なのかを必ず意識すると文は作りやすくなりますよ!
本日もお疲れ様です(^_^)/~


