前回は、補語となる分詞について解説しました
今回は前回の内容の補足、補語にするときに注意しなければならない分詞を紹介していきます
それは主に過去分詞です。補語におく過去分詞というと、SVC 文型では主語と、SVOC 文型では目的語との関係が受動関係になっていると解説しました。つまり過去分詞の補語が表す内容は「〇〇されて」のような受動態の意味になります
しかし、過去分詞の中には形はその通り過去分詞として用いても、意味する関係は受動関係ではなく能動関係を示すものがあります。言い換えれば過去分詞を補語に用いていながらも、実際は「〇〇する」「〇〇している」という意味になるものがあるのです
ここから例を挙げていきます
surprised
一つ目は surprised です。過去分詞 surprised の意味は「驚く」「驚いている」という意味です。SVC 文型で過去分詞 surprised が用いられる場合は受動的な「〇〇されて」ではなく「〇〇しながら」「〇〇して」という能動的な意味になります
He came in surprised at it.「彼はそれに驚いて入ってきた。」
He = surprised「彼=驚いている」
excited
二つ目は excited です。過去分詞 excited の意味は「興奮している」「ワクワクしている」という意味です。こちらも同様にSVC 文型で過去分詞 excited が用いられる場合は受動的な「〇〇されて」ではなく「〇〇しながら」「〇〇して」という能動的な意味になります
She sat excited about the baseball game.「彼女は野球の試合にワクワクしながら座っていた。」
She = excited「彼女=ワクワクしている」
satisfied
三つ目は satisfied です。過去分詞 satisfied の意味は「満足している」という意味です。こちらも同様にSVC 文型で過去分詞 satisfied が用いられる場合は受動的な「〇〇されて」ではなく「〇〇しながら」「〇〇して」という能動的な意味になります
They look satisfied with what they achieved.「彼らは成し遂げたことに対して満足しているように見える。」
They = satisfied「彼ら=満足している」
pleased
四つ目は pleased です。過去分詞 pleased の意味は「喜んでいる」という意味です。こちらも同様にSVC 文型で過去分詞 pleased が用いられる場合は受動的な「〇〇されて」ではなく「〇〇しながら」「〇〇して」という能動的な意味になります
He remained pleased until he opened the box.「彼は箱を開けるまでは喜んでいたままだった。」
He = pleased「彼=喜んでいる」
shocked
五つ目は shocked です。過去分詞 shocked の意味は「ショックをうけている」という意味です。こちらも同様にSVC 文型で過去分詞 shocked が用いられる場合は受動的な「〇〇されて」ではなく「〇〇しながら」「〇〇して」という能動的な意味になります
He cried shocked at the news.「彼はその知らせにショックを受けて泣いていた。」
He = shocked「彼=ショックを受けている」
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いかがでしたか?ちなみに今回紹介した5つの例はそれぞれ感情を表す過去分詞でした。そして「〇〇が~をしている」という意味になりますが、用いている分詞は現在分詞ではなく過去分詞を用いています。しかしこれらの過去分詞の例は、以前学習した受動態にも出てきていたかと思います。たとえば「私はそれを聞いてワクワクしている。」とする場合、I am excited to hear the news. となるように be 動詞 + 過去分詞 で受動態となるにもかかわらず「〇〇してワクワクしている」と能動的な意味になるものがありましたね。悩んだときは、感情を表すときに 現在分詞ではなく過去分詞を用いていたものを思い出してみてください。
本日もお疲れ様です(^_^)/~


