今回は独立分詞構文の慣用表現について解説していきます
前回の記事より、独立分詞構文とは、分詞構文の主語と、かかる文の主語が異なる場合意味上の主語を分詞の前に置き、意味上の主語を明確にしたもの、と説明しました
ここで、独立分詞構文の慣用表現には、分詞構文の主語と、かかる文の主語が異なるにもかかわらず、分詞構文の意味上の主語を明確にしないものが多くあります
なぜ分詞構文の意味上の主語を明確にしなくても良いのかというと、意味上の主語が「不特定多数の人々」や「話し手」であったりしますがこれには「わざわざ言わなくてもわかるよね?」という暗黙の了解が相手との間にあるためです
例 Judging from ~「~から判断すると」
If I judge from the difficulty of the exam, they did good.「試験の難しさから判断すれば、彼らはよくやりました。」
⇒ Judging from the difficulty of the exam, they did good.
例文のように、If ~ の主語は “I” ですが、かかる文の主語は they であり異なるため分詞の前には意味上の主語 “I”が置かれるべきですが、分詞の前には何もありません
これは、judge、判断しているのは「話し手」であり、ここで言うとかかる文の「彼ら」ではないということがわざわざ “I” を残さずとも明確に伝わるためです
このようになります
ではここからは主な独立分詞構文の慣用表現を一挙に紹介していきます
considering ~「~を考慮すると」
例 Considering the weather, the baseball game should be postponed.「天気を考慮すると、野球の試合は延期すべきだ。」
generally[ frankly, strictly, roughly ] speaking「一般的に[率直に、厳密に、おおざっぱに]言えば
例 Generally speaking, computers are expensive.「一般的に言えば、パソコンは高価です。」
speaking[ talking ] of ~「~と言えば」
例 Speaking of Nancy, did she join in basketball club?「ナンシーと言えば、彼女はバスケ部に入りましたか。」
provided[ providing, supposing ] ( that ) …「もし…ならば」
例 Provided that he leaves now, he will arrive there on time.「もし彼が今出発すれば、時間通りに到着するだろう。」
depending on ~「~によって」
例 Depending on your area, you may not get this product.「あなたの地域によっては、この商品を得ることはできないかもしれない。」
granted[ granting ] ( that ) …「仮に…だとしても」
例 Granted that he is absent today, you must submit your report online.「仮に彼が今日欠席でも、オンラインでレポートを提出しなければならない。」
weather permitting「天気が許せば」
例 Weather permitting, we will see the beautiful stars tonight.「天気が許せば、今夜は美しい星々が見えるだろう。」
これを使う時は weather の前に the はつきません
taking ~ into consideration「~を考慮に入れると」
例 Taking all the things into consideration, it was a good choice for you.「すべてのことを考慮に入れると、それはあなたにとって良い選択だった。」
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以上となります。分詞構文であると理解されておくことは大切ですが、それより先にくることは慣用表現であるということですので文面を見て意味を連想できるように覚えるのも一つの勉強方法かと思います。例文をたくさんご自身で作成してみることが早く覚えて自分の中に落とし込む近道です!
本日もお疲れ様です(^_^)/~


