今回は with とともに用いて付帯状況を表す分詞の使い方を説明します
〈with + (代)名詞 + 分詞〉の形を用いて、主節に対して説明を補足し、「〇〇が~した状態で」、「〇〇が~したまま」という付帯状況を表すことができます
with のあとには名詞か代名詞が続き、分詞の意味上の主語を表します
分詞を現在分詞にするか過去分詞にするかは、意味上の主語と分詞が能動関係にあるか受動関係にあるかで判断します。能動関係にある場合、現在分詞で「〇〇が~している状態で」、受動関係にある場合、過去分詞で「〇〇が~された状態で」という意味を表します
では例文を見ていきましょう
初めは意味上の主語と分詞が能動関係にある場合です
例文
・I can’t concentrate on the movie with you talking loudly on the phone.「あなたが大声で電話していたら映画に集中できません。」
この文では、you と talking loudly on the phone の間に「あなたが大声で電話をしている」という能動関係が成り立ちます
続いて意味上の主語と分詞が受動関係にある場合
・She talks with her legs crossed.「彼女は脚を組んで話す。」
この文では、her legs と crossed の間に「脚が組まれる」という受動関係が成り立ちます。少し難しく感じるかもしれませんが、意味上の主語は her legs「彼女の脚」であり、「組まれる」ことはあっても脚自体が意志を持つことはなく、そのため脚自体が「組む」ということもありません。しかし意味上の主語は日本語にはない考え方なので with one’s legs crossed は一般的には「(彼女が)脚を組んで」と訳します
また今述べた〈with + (代)名詞 + 分詞〉の形ですが、分詞部分には形容詞・副詞・前置詞句がおかれる場合もあります
分詞の位置に形容詞が来る場合
He left home with himself hungry.「彼は空腹の状態で家を出発した。」
この文では himself と hungry の間に「彼は空腹だ」He ( himself ) is hungry. という主語と述語の関係が成り立ちます
分詞の位置に副詞が来る場合
I left home with the lights on.「私は明かりを点けたまま家を出た。」
この文では the lights と on の間に「明かりが点いている」The lights is [ was ] on. という主語と述語の関係が成り立ちます
分詞の位置に前置詞句が来る場合
She was talking with her hands in her pockets.「彼女は両手をポケットに入れたまま話していた。」
この文では her hands と in her pockets の間に「両手が彼女のポケットの中に入っている」Her hands is [ was ] in her pockets. という主語と述語の関係が成り立ちます
・
今回の内容は以上です。ポイントは〈with + (代)名詞 + 分詞や形容詞など〉の(代)名詞がどのような状態にあるのかをしっかり考えることです。この点をしっかり考えることで、受動関係にある場合にも対応できますし、「脚が組まれている」「彼は空腹だ」「明かりが点いている」「両手がポケットに入っている」のように with のあとに誰(何)が[(代)名詞〕を置いた後すぐにどのような状態なのかを考え、述べられるようになればこの分野はOKです
本日もお疲れ様です(^_^)/~


