前回の続きです
前回から of とは何なのか、何を表すのかについて of の様々な用法を紹介しています
of とは
前回のおさらいから解説すると of は「~の」という意味を表し、部分を表す際に使います。例えば A of B で「B の A」、つまり A は B の一部ということを示します。これが of の核となるイメージです
例
The top of the tower can’t be seen from here.「塔のてっぺんはここからは見えません。」
ここからは of を使う様々な用法および表現を紹介していきます
「~について」関連を表す場合
of には「~について」という関連を表す使い方があります。「~について」ですので about を思い浮かべると思いますが、こちらで紹介するのは about ではなく of と結びつく表現です
- speak of ~「~のことを話す」
- speak ill of ~「~のことを悪く言う」
- know of 人「〈人〉のことを知っている」☆know 人 とすると「〈人〉と知り合いである」ということを表すという点で異なります
- to say nothing of ~「~は言うまでもなく」
- accuse A of B「A を B のことで非難する」
- convince A of B「A に B のことを納得させる」
- inform A of B「A に B のことを知らせる」
- remind A of B「A に B のことを思い出させる」
- suspect A of B「A に B の疑いをかける」
- warn A of B「A に B のことを警告する」
「~を」「~に」対象を表す場合
of には「~を」「~に」などの対象を表す使い方があります。対象を表すので for を思いうかべるかと思いますが、こちらで紹介するのは for ではなく of を用いる表現です
- be aware of ~「~に気づいている」
- be ashamed of ~「~を恥じている」
- be conscious of ~「~を意識している」
- be ignorant of ~「~をしらない」
- be proud of ~「~を誇りに思う」
- be in charge of ~「~を担当している」
- in search of「~を求めて」
「~から」分離を表す場合
of には「~から」のような分離を表す使い方があります。ものによっては from とも結びつくことができるものがありますがこちらで紹介するのは of と結びつく表現です
- be independent of ~「~から独立している」
- be free of [from] ~「~がない」
- clear A of B「A から B を取り除く」
- rid A of B「A から B を取り除く」
- cure A of B「A(患者)から B(病気)を取り除く」「A(患者)を B(病気)から治す」
- relieve A of B「A(人)から B(負担)を取り除く」「A(人)を B(負担)から和らげる」
- rob A of B「A から B を奪う」(強盗など)
That’s nice / kind of you とは
of の用法を一通り紹介し終わったところで一緒に “That’s nice of you.“、”That’s kind of you.” を考えてみたいと思います
皆さんも英語を勉強されているということはコチラの表現を見たことがあるのではないでしょうか。それぞれ「ありがとう」や「ご親切に」という意味であると習ったことがあると思いますが、この時の of は何なのか気になったことはありませんか?
答えを先にお伝えすると、一つ前の項目の「分離」に該当します。
では二つの文をそれぞれ「分離」に沿って考えてみましょう
That’s nice of you. は「~から」で考えてみると「それはあなたからの(私にとっては)良いことです。」
「あなたからの良いこと」ということを伝えていますので本当に伝えたいことは「感謝」となります。このように意味が転じて日本語においては「ありがとう」が該当します
That’s kind of you. も同様にして考えると、「それはあなたからの親切なことです。」
「あなたからの親切」ということを伝えていますので本当に伝えたいことはコチラも同様に「感謝」です。このように意味が転じますが親切に対する日本語にピッタリな言葉が「ご親切に」となるのです
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二回に渡り of が持つ意味とどのような時に使うのかを紹介してきましたがいかがでしたか?実に様々な使い方がありますよね。特に「分離」と合わせて解説した That’s kind / nice of you. は習ったときに気にはなったけど忘れていたという方も多かったのではないでしょうか。今回を機に表現をもう一度おさらいして、どのような時に of を用いるのかを再確認しましょう!
本日もお疲れ様です(^^)/~~~


