
今回は any と some の使い分けについて解説していきたいと思います。
なぜわざわざこの2つの違いを説明するのか?と思われた方もいるのではないでしょうか。それもそのはずで、皆さんの多くはこの2つの違いを疑問文と否定形で用いるのが any、肯定文で用いるのが some、で覚えているかと思います。
例
疑問文 Do you have any questions?「質問はありませんか?」
否定形 I don’t have any credit cards.「私はクレジットカードを持っていません。」
肯定文 I’d like to eat some cookies.「クッキーが食べたいです。」
このように名詞の前にくる場合には、多くは冠詞のような役割を持っており、その数量が不確かな際に a や the の代わりに用いられます。「いくつかの」と訳することもありますが特に訳しないこともしばしばあります。さらに可算名詞、不可算名詞のどちらに対しても使うことのできるものでしたね
ここまでが皆さんがこれまでに学習された some と any の概要かと思います
しかし、実際には肯定文であっても any が用いられたり、反対に疑問文や否定形であっても some が用いられたりする場合があります
ではどのような場合か、見ていきましょう
例
疑問文 Would you like to eat some cookies?「クッキーを食べませんか?」
こちらは疑問文ではありますが some を用いた疑問文です。このように聞かれた場合、相手は「この人はクッキーを食べたいだろうな」という予想をしています。これに答えるとすれば「はい」か「いいえ」のどちらかであり、「はい」の場合 “Yes, give me some.”「はい、ください。」といった some を用いる肯定的な返答を相手が期待しているようなシチュエーションですね。
実は some と any の違いはこの点にあります。some には〈1以上ある〉ということを想定した単語であるのに対し、反対に any には〈ない(0)かもしれない〉ということを想定した単語です
この点を先程の例文にあてはめて説明すると、相手が「この人は〈1個以上〉クッキーを食べたいだろうな」という予想の上で質問をする場合、some を用います。反対に「この人はクッキーを食べたいのかな、もしかしてたべたくないのかもしれない」という予想の上でとりあえず「クッキー食べませんか?」という場合には any が用いられます
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今回は疑問、否定形かそれとも肯定文かだけではない some と any の区別について解説しましたがいかがでしたか? some は〈1以上ある〉ということを想定した単語、 any は〈ない(0)かもしれない〉ということを想定した単語であるということを捉えていただければ両者の使い分けに自信を持ってもらえるかと思います。
本日もお疲れ様です(^^)/~~~


