
皆さんは「どこ」という日本語を英語に訳す際には必ずと言ってよいほど、”where” を連想されるのではないでしょうか?
もちろん間違いではありません!
しかし、必ずしも “where” を用いるのかというと、答えはノーです。
では、「どこ」というのに “where” を用いないというのはどのような時なのか、今回はこちらをテーマに解説します
先述の通り、ふつうは「どこ」と表す際には “where” を用います
例
Where is my phone?「私の携帯はどこですか。」
Where did you leave your room key?「部屋の鍵をどこに置いてきたのですか。」
Do you know where you and I met for the first time?「私とあなたが初めて会った場所はどこか覚えていますか。」
I wonder where he was sleeping in that small room.「彼があのせまい部屋のどこで寝ていたのか不思議に思う。」
皆さんの多くも “where” は大抵例文のようにして用いるかと思います
ではどのような時の「どこ」に “where” 以外を用いるのかと言うと
首都や、日本で言うところの県庁所在地を尋ねる際に用います
「なぜ首都や県庁所在地を『どこ』と聞くときに “where” を用いることができないのか」、というと
厳密にいえば、用いることができないわけではありません
では “where” を使って相手に首都がどこか聞いてみると、
Where is the capital of England?「イングランドの首都はどこですか。」
It’s around the bottom right.「右下あたりです。」
もしかするとご存知の方もいるかと思いますが、多くの人にとっては
というふうに思われたかと思います。
ではなぜこのようになるのかというと、実は首都や県庁所在地を相手に尋ねる際に “where” を用いると地理的な位置を相手に尋ねることになります。そのため、”Where is the capital of England?” と尋ねられた相手はイングランドの形を頭に思い描き、「ロンドンは右下あたりだな」として相手にそう伝えたことが考えられます
そうはいっても、ですね(笑)地理的な位置を尋ねるよりも、「首都や県庁所在地の具体的な場所というか、具体的な「首都の名前」が知りたいんだ!」というシチュエーションの方がおそらく多いですよね、そのための「~の首都は『どこ』ですか」を想像し、”It’s London.” という回答を期待されていたのではないでしょうか
では、首都を尋ねる際において具体的な「首都の名前」を相手に問うにはどのように表すのかというと
What is the capital of England?「イングランドの首都はどこですか。」
このように実は首都や県庁所在地の名前を相手に問う際には “what”「何」を「どこ」のようにして用いれば意味が相手に通じます!
よくよく考えてみると、つい私たち日本人は「どこ」という日本語に引っ張られがちですけれど、「フランスの首都はどこ?」と言っても「フランスの首都は何?」もっと言えば「フランスの首都は?」という日本語で言ってもほぼ同じ意味ですよね。何なら、「フランスの首都は(何)?」と聞いた方が「パリです。」とは確実に返ってきますよね。
このようについ日本語に引っ張られて、英語にすると言いたいこととは異なることを表してしまうことがあるから外国語って面白いですよね!(私だけかな?(笑))
本日もお疲れ様です(^^)/~~~



「”It’s around the bottom right”←?」
「『右下らへん』ってどういうこと?」
「ロンドンではないの?」