今日も皆さんお疲れ様です!前回は不定詞の形容詞的用法について解説しました(記事はコチラ)。今回はいよいよ不定詞の主な用法3つ目、副詞的用法について解説していきます。
副詞的用法が不定詞の主な三つの用法の中で最も使い方が多岐にわたると言えます。なぜならその名の通り、副詞的だからにほかなりません。名詞的用法のように「〇〇すること」、形容詞的用法のように「前の名詞を修飾する」と一概には言えず、副詞 for のように「〇〇のために」であったり、原因を表したり、形容詞を修飾するというまさに副詞的な役割であったりするためです。
そこで今回は副詞的用法の中でも主な使われ方を例文とともに説明していきますのでぜひご覧ください
副詞的用法
ー 目的
まず説明していくのは不定詞を「目的」、「〇〇するために」として使うパターンです。
例文 I wake up early to read newspaper every morning.「私は毎朝新聞を読むため早起きしています。」
「目的」であることを強調するために、in order to、so as to を使用することもあります。
I wake up early in order to cook breakfast.「朝食を作るために早起きします。」
I woke up early so as to finish my homework this morning.「宿題を仕上げるために今朝早起きしました。」
ー 感情の原因
二つ目は「感情の原因」を示す使い方です。
〈感情を表す形容詞 + 不定詞〉 で「〇〇して(うれしい、かなしい)」とすることができます。
I’m glad to be heretoday.「今日ここに来ることができてうれしいです。」
He is angry to have been laughed at.「彼は嘲笑われて怒っている。」
ー 判断の理由
三つめは「そのように判断する理由」を示す使い方です。
〈A be 形容詞( a ) + 不定詞( to V )〉で「 A が V するとは a だ。」
のようにここでの不定詞は「 a である」と根拠づける理由となります。
例文 You were stubborn to refuse his offer.「彼の申し出を断るとは君も頑固だったね。」
ー 結果
四つ目は「結局〇〇した」や「〇〇となった」のような結果を示す使い方です。この用法は慣用表現で用いることが多いのでそちらで紹介していきます。
only to V
「~だが結局V した」とするフレーズです。残念な結果を表す際によく使います。
例文 He woke up early only to fall asleep again.「彼は早起きしたが結局二度寝してしまった。」
awoke [woke up] to find
「目を覚ますと〇〇だと気づいた」とするときによく使うフレーズです。
例文 He awoke to find his dog had been starving.「彼は目を覚ますと、犬が腹ペコになっていると気づいた。」
live to be 〇 years old
過去形 lived にして「〇歳まで生きた」とすることが多いです
例文 My great grandmother lived to be 92 years old.「私の曾祖母は92歳まで生きました。」
grow up to be 〇
こちらも同じく過去形 grew にして「成長して〇になった」とすることが多いです
例文 He grew up to be a dentist.「彼は大きくなって歯医者になった。」
never to V
「~したあと、二度とVしなかった」とするときに使います。
例文 He left our town never to return.「彼は私たちの町を出て、二度と戻らなかった」
ー 程度
五つ目は、程度を表す使い方です。程度を表す不定詞の際によく使う慣用表現がありますのでそちらを紹介します
(形容詞〔副詞〕)+ enough to V、 so (形容詞〔副詞〕)+ as to V
「V するほど(形容詞〔副詞〕)」、「非常に(形容詞〔副詞〕)なので V する」
この二つのフレーズは相互に書き換え可能ですので、合わせて覚えていただきたいところです。
例文 He is tough enough to carry his father.「彼は彼の父を抱き上げるほどタフだよ。」
You are so kind as to share your lunch with me.「あなたは親切にも私に昼ごはんを分けてくれた。」
too (形容詞〔副詞〕)to V
「Vするには(形容詞〔副詞〕)すぎる」とする際に使うフレーズです。
You are too old to start this job.「あなたはこの仕事を始めるには年を取りすぎている。」
続いて、
This shirt is too small for me to wear.「このシャツは私が着るには小さすぎます。」という例文で考えますが、この文の〈 for + 人〉 と入っている場合は
This shirt is so small that I can’t wear. のように so ~ that A can’t V「~すぎてAがVできない」というように書き換えることができますのでこちらも合わせて覚えておいてほしいところです
ー 形容詞の意味を限定する
最後に紹介するのは、「形容詞の意味を限定する」使い方です。
例文 This pair of scissors is difficult to cut paper with.「このはさみでは紙を切るのは難しい。」
このような場合では this pair of scissors「このはさみ」が to cut paper with「〇〇で紙を切る」 の意味上の目的語 となるので、cut paper with this pair of scissors「このはさみで紙を切る」に戻して考えると理解しやすいかと思います。
ポイントは、It is difficult to cut this paper with this pair of scissors. というように形式主語構文に書き換えることができるということです。この使い方に限ったことではありませんが、難しく感じる不定詞は様々な用法で考えてみることが大切となります。
ちなみにこのような場合、
- difficult
- impossible
- hard
- easy
- pleasant
- dangerous
この六つがこの用法でよく用いる形容詞となります
いかがでしたか、使い方は多岐に渡れど、文脈からどのような意味合いであるのかを判断はできるように思われませんでしたか?初めに触れた for も様々な意味合いがありますが、文脈に応じて意味合いを判断するようなものですね。不定詞の副詞的用法にも同じようなことが言えると分かれば、そこまで構えなくても良いんだな、と感じていただけることが今回のゴールです。
本日もお疲れ様です(^_^)/~


