推量 [may, must, cannot]

大学入試

こんばんは、本日もご覧いただきありがとうございます。今回は「推量」の may と must 、cannot についてです。これらの助動詞を推量に用いるときですが、皆さんはどのように使い分けるかご存知ですか?今回はこれらについて例文とともに説明していきたいと思います。お付き合いください

may

まず may についてですが、これは「〇〇かもしれない」という推量をする際に用いる助動詞で、意味の通り弱い推量を表します

He may be wrong. で「彼は間違っているかもしれない」となります。

I may go. で「行くかもしれない」などというときにも使えます

よく may の代わりに might を使用して良いと言われます。特に問題はないのですが厳密には推量の度合いが may よりも might の方がより弱い推量となりますので、日本語訳に違いをつけるのであれば「もしかすると〇〇かもしれない」、と言ったところです

must

続いては、推量を表す must です。意味は「〇〇にちがいない」という may にくらべて強い推量を表す際に使います。be が続くことが多いです

He must be wrong.「彼は間違っているにちがいない

You must be kidding (me)! はよく会話でも使う表現なのですが、正しく訳をすれば「あなたは冗談を言っているに違いない」ですが、「冗談でしょ!」くらいの感覚で使って大丈夫です

上記のように be が続くことが多いのですが、know のような状態動詞が続くこともあります。

You mustknow it.「あなたは知っているにちがいない。」

cannot

なぜここだけ cannot で否定形なのかというと、推量で用いる can は否定形で用いられるからなんです。意味は cannot「〇〇はずがない」となります

The story cannot be true.「その話は本当であるはずがない

must not と cannot

では否定形についてですが、may not は「〇〇ではないかもしれない」ですよね。しかし must not「〇〇ではないにちがいない」と cannot「〇〇はずがない」ではパッと見て違いがないように思いませんか?もしくはこの二つ、どう違うのかな、と少しでも疑問に思われた方、勘が鋭いです(笑)

この二つの違いの理解を試す入試問題が出たと聞いたことはありませんが、私大学時代にこの二つのうち、正しいものを選べるかを見る問題を授業でたくさん解いたことがあります。(結構間違えました)

ただこの二つについては様々な意見があるようです(苦笑)アメリカ英語では使い分けるとか、イギリス英語ではどちらも cannot を使うとか。cannot は多少可能性があるとか、must not は全く可能性がないとか。英語は言語であり変化していくものであるからこそ、「こうである」と断言するのは結構危ないと個人的には思います。今述べた様々な意見もある地域・もしくは年代では本当にそのように用いているのであればそれは間違いと言えないでしょうしね。だからこそ入試で出ることはまずないのかもしれませんね。

長くなりましたが、この問題をこれから解く方もゼロではないかと思いますので、いくつかの例とともに説明します

①Can I have some cookies? I’m hungry.「クッキーを食べていいですか、おなかがすきました」

You cannot be hungry. You’ve just had dinner.「おなかがすいているはずがない。夕食を食べたばかりだ」

②There is not his car in his garage. He must not be home.「彼の車がガレージにない。彼は今家にいないに違いない」

これらの文で説明すると、①は「夕食をたべたばかり」であるから、「空腹」であることはありえない。②は「ガレージに彼の車がない」から「家にいない」ということですが、②は「ガレージに車がない」からといって家に決していることはありえない、とは言えないと思いませんか?車を友人に貸している場合や、修理に出している場合だってあるんです。だから家にいるはずがない、というのは早計であると言えます。しかし①はというと、「夕食を食べたばかり」」なのですから、「おなかがすいているはずがない」というのは普通に考えてありえない、決して早計であるとは言えないんです。言うだけの事実に基づく根拠があります。

ここからまとめると、must not を使うときは主観的にみて反応し、〇〇に違いないcannot は客観的にみて冷静に判断し、〇〇のはずがない。と言っているといえます。cannot はより論理的ともいえますね。

みなさんがこれからどちらが適切か問われたときは、上記のように考えてもらうと良いでしょう。

しかし、先述したように cannot をどちらにも当てはめる人がいるのも事実であり、地域ごとに尺度を持って使い分けがあることも事実のようです。この解説による理解はあくまで皆さんがこれからどちらがより適切か問われた時に限って覚えていただきたいと思います。

大学入試文法
Edge

九州在住のかなりの甘いもの好き。中学の時に自分が英語が好きということに気づかせてくれた先生のおかげで英語を猛勉強。高校で留学を経験。これまでの英語の先生に憧れ教職の道へ。今は教職から離れているが英語を勉強したい、理解を深めたいという方々のために執筆中

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