知覚動詞・使役動詞の受動態【受動態④】

大学入試

前回は疑問詞を用いる受動態の疑問文を紹介しました(記事はコチラ)今回で受動態4回目です。今回は知覚動詞と使役動詞の受動態について解説します。

そもそも知覚動詞及び使役動詞とは何か、どのような使い方なのか疑問をお持ちの方も是非ご覧ください

知覚動詞の受動態

知覚動詞とは何か、ですがまず「知覚」とは see や hear といった視覚、聴覚など人間の感覚器官による人の中へのはたらきかけのことであり、これを意味する動詞を「知覚動詞」と言います。また使う際は例えば、〈 see + 人(もの)+ 動詞の原形〉のように人(もの)のあとに to 動詞ではなく動詞の原形で「人(もの)が~するのを見る」となります。ここまではあくまで知覚動詞の能動態の説明です

ではまず、知覚動詞 see で受動態の例文を見てみましょう。

まず能動態から、

Mike saw her go to school this morning.「マイクは今朝彼女が学校へ行くのを見た。」

これを受動態にすると

She was seen to go to school by Mike this morning.「今朝彼女が学校に行くところをマイクに見られた。」

となります。黄色で示しているように、受動態にすることで 能動態で SVOC の C の動詞の原形が to 動詞となります。

hear でも例文を見ておきましょう。

能動態 You heard me sing.「あなたは私が歌うのを聞きました。」

受動態 Iwas heard to sing [by you].「私はあなたに歌うのを聞かれました。」

のようになります。

しかし注意していただきたいのはこれだけではなく、さらに受動態になる知覚動詞は通常この2つということです。seehear が受動態になる時これに該当すると覚えてください。

使役動詞の受動態

続いて、使役動詞とは何か、まず make, have, let とあります。そして「使役」とは度合いはそれぞれ make =「(強制がある感じで)~させる」、have = 「~させる、してもらう」、let = 「(自由に)~させる」、というようにざっくり言えば「~させる」という意味です。使い方は上記の知覚動詞と同様に、例えば〈 make + 人(もの) + 動詞の原形 〉のように人(もの)のあとにto 動詞ではなく動詞の原形で「人(もの)に~させる」というような意味を持つ動詞のことを言います。ここまではあくまで使役動詞の能動態の説明です

では使役動詞 make で受動態の例文を見てみましょう。

まずは能動態から、

She made Fred apologize to his grandfather .「彼女はフレッドに祖父へ謝罪させた。」

受動態は

Fred was made to apologize to his grandmother by her.「フレッドは彼女によって祖父へ謝罪させられた。」

となります。そしてこちらも知覚動詞と同様に注意、受動態にできる使役動詞は make のみです。そのまま覚えてください。

いかがでしたか?覚えるときや試験中文法がややこしく感じる場合は、知覚動詞、使役動詞のいずれの際も Fred was made to apologize のように受動態の場合は動詞の過去分詞に続くのに動詞の原形はおかしい、そのため〈 to + 動詞の原形〉となる、というように覚えてください。

もしくは知覚動詞、使役動詞の動詞の数や種類で不安になる場合、受動態にできるのは 知覚であれば see, hear、使役であれば makeのみ(の3種類)、と覚えていただければ比較的楽なのではないかと思います。

本日もお疲れ様です(^_^)/~

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